ゴミ屋敷にしてしまう可能性は誰にでもある
ゴミ屋敷を招いてしまうのは、住人がだらしないからだと思うかもしれません。確かに片付けができない人、今やるべきことを後回しにしてしまう人などは、ゴミ屋敷を招きやすい現実があります。一方でもともとは綺麗好きで神経質だった人が、片付けられなくなるケースもあるのです。ゴミ屋敷化する原因には精神疾患が潜んでいる事例もあるので、必ずしもだらしないから片付けられないとは限りません。今は部屋が綺麗だという方も、将来的にゴミ屋敷化させてしまう可能性はあるのです。
ゴミ屋敷の対策をするタイミングは、通常の生活が困難になってからという人が多いです。通路が塞がっていてトイレに行くのも大変、床がすべてゴミで埋まっていて布団を敷けない、窓を開けることも困難、といった状態になってから不用品回収業者に依頼する人が目立ちます。
ゴミ屋敷は早めに処分したほうがメリットが大きい
ゴミ屋敷を片付ける時期は、できれば早いほうがよいです。ゴミの量が増えれば増えるほど処分費用が高くなるので、まとまったお金がないと不用品回収業者を呼べなくなります。またゴミが溜まりすぎることで近隣住民からクレームがきてしまう可能性もあります。生ゴミであれば強烈な悪臭を放ちますし、害虫を引き寄せる原因にもなるでしょう。さらにゴミが散乱していると放火されるリスクも高くなるので、衛生面・安全面においても早めの処分をおすすめします。早めに処分すれば建物にかかる負担が軽くなり、経済面でもメリットがあります。ゴミを溜め込めば溜め込むほど、床や壁にかかる負担は大きくなると認識してください。
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